焼きあご だしパック

商品コード S10083
¥1,400 (税込)
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【研究成果】成魚の可能性を引き出す、あごだしの新技術。

焼きあご(トビウオ)は、その香ばしさと上品な旨みから高級だしの原料として知られていますが、トビウオの持続的な利用には課題があります。
これまで原料として伝統的に使用されてきたのは、脂肪が少なく旨みが豊富な未成魚(幼魚)が中心でしたが、その漁獲は時期や海域、風向きなどの自然条件に大きく左右されるため、計画的な供給が難しいという問題や未成魚を中心に焼きあごを作ることにより資源が減少するという問題を抱えています。一方、成長した成魚や産卵後のトビウオは、脂肪分が多く、うま味成分が下がるため、従来はだしの原料としては敬遠され捕獲されても有効に利用されてきませんでした。

このような課題を解決するため、東京大学大学院農学生命科学研究科 応用生命工学専攻 醗酵学研究室と(株)ヒカリッチフードサイエンスは、成魚のトビウオからも高品質なだしを引き出す技術の開発に共同で取り組みました。その結果、焼成前のトビウオをタンパク質分解酵素(プロテアーゼ)で処理することで、脂肪の多い成魚からでも豊かなうま味が抽出可能な焼きあごを製造できることを見出しました(特許第7632834号)。分析の結果、だし中の遊離アミノ酸量が増加し、官能評価(香りや味の人による評価)でも高評価を得ています。

この技術により、これまで有効活用が難しかったトビウオの成魚もだし原料として活かすことが可能になりました。地球規模の水産資源の持続可能な利用と美味しさの両立の実現に大きく貢献する成果です。

本商品は、この研究成果を活かして製造された新しい焼きあごだしです。
未来の食卓を支える、サステナブルでおいしい一滴を、ぜひご体感ください。

【商品説明 焼きあごだし】
天然素材の味わいが生きるよう調味料を極力抑えて作りました。
だし本来の美味しさを味わえる汁物に季節を問わずお使いください。

ご使用方法
水400ccに対して本品1パックを目安にお使いください。
水に本品を入れてから火にかけ、沸騰したら弱火で5~10分ほど 更に煮出してから取り上げます。
※鍋の中で軽く泳がせると、より素材の味わいが引き出せます。
※他の具材と一緒に煮だしても、おいしくお召し上がりいただけます。

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・原材料名
風味原料(焼きあご、いわし煮干、さば節) (国内製造)、混合調味料(乳糖、食塩、酵母エキス、粉末醤油)、原材料に乳、大豆、小麦、米、魚介類を含む
・内容量
80g(8g×10)
・保存方法
直射日光や高温多湿を避けて保存してください。
・密封の方法
脱酸素剤入、気密容器入り
・栄養成分表示(100g当たり)
熱量305kcal、たんぱく質49.6g、 脂質4.4g、炭水化物16.7g、食塩相当量9.1g ※推定値

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