東京⼤学演習林とは?
豊かな森林を守る演習林から、
自然との共存の大切さを社会に還元!
東京大学の演習林は、1894年、最初に千葉県清澄に設置されて以来、現在は全国7箇所、総面積は約32,000haの広大な敷地を有しています。
北海道演習林は一番面積が広く、天然林からの持続的な木材生産を行っています。最も古い千葉演習林ではスギやヒノキの持続的な植林・伐採サイクルの研究といった人工林管理などに力を入れています。秩父演習林は標高1,500mを超える山岳地帯を含み冷温帯から亜高山帯の森林生態系の研究を行っています。東京にある田無演習林は住宅街に囲まれており、都市の住民と森林の繋がりを研究しています。愛知県にある生態水文学研究所では森林水文観測を長く行って森林と人の関わりについて研究しています。山中湖に近い富士癒しの森研究所ではリゾート地特有の森林の保健休養機能を、伊豆半島南端にある樹芸研究所では温泉熱を利用した大温室で熱帯・亜熱帯の多様な植物を栽培するなど、森林科学を学ぶ学生にとって貴重な実習の場となっています。
また、近年は、大学としての研究や教育に加え、これまで培った知識や技術を社会と共有すること(社会連携)を演習林のミッションのひとつとして加え、社会教育や広報活動を行い、積極的に社会に貢献するよう努力を続けています。
演習林で伐採した樹⽊や
倒⽊などの材を使い、
オリジナル商品を開発中!
1.東京⼤学演習林
オリジナルマグネット
秩⽗演習林は主に冷温帯に属し、ブナやミズナラなど落葉広葉樹を主体とする天然林が広がっています。森林の管理や調査のために伐採した樹⽊や倒⽊などの材を使い、東京⼤学⽣産技術研究所の川添研究室の学⽣たちがマグネットをデザインしました。
マグネットに使⽤するオオヤマザクラの材質はねばりがあり、⽊肌は緻密、なめらかで光沢があります。また、ブナの材質は程よい硬さで加工がしやすいだけでなく、ねばりがあるなめらかな木肌をしています。デザインとともに⽊の質感も楽しんでお使いいただけます。
2.東京⼤学演習林のおはし
北海道演習林は針広混交林帯に属しています。おはしの材料となったウダイカンバは、この森林帯の重要な構成要素の⼀つで、極めて材質がよい有⽤広葉樹です。
全体に手作業の削り跡のあるデザインで、表面はみつろう仕上げにしています。
長さは23,5㎝と21,5㎝の2サイズがあり、手の大きさによってサイズを選んでいただけます。
手作業で加工した削り箸は持つ人の手になじみやすく、箸の素材であるウダイカンバの葉のモチーフをシルクスクリーン印刷でほどこしたデザインは、老若男女問わずどなたにでもお使いいただけます。
海外へのお土産としても人気のおはし。大小2サイズあるのでペアでのご進物にも最適です。
お箸の台紙には、北海道演習林の豊かな自然を写した写真を使用しています。
※オンラインストアでは、台紙の写真の柄はお選びいただけません。